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個人事業主の経理、まず作るべきExcel5選

開業して最初にやることは会計ソフトの契約——ではありません。月額数千円のクラウド会計を選ぶ前に、まず「自分の商売でどんな数字が動くのか」を Excel で 3〜5枚だけ整えておくと、後でどのソフトに乗せ替えるにしても迷いません。この記事では、税理士に頼らず一人で回している個人事業主が最低限持っておくべき Excel を5つに絞って紹介します。

1. 請求書(毎月2〜10枚、最重要)

売上の入り口です。屋号・振込先・インボイス登録番号・源泉徴収の有無を毎回書き直すのは非効率なので、テンプレを1枚固定してコピーで運用するのが基本。取引先に PDF で送るときは ファイル名を「請求書_2026-07_取引先名.pdf」の順で統一すると、後から確定申告で並べ替えるときにラクです。

ツールで手早く作りたい方は、当サイトの 請求書ジェネレーター で PDF まで出せます。源泉徴収の対象になる報酬は、源泉徴収税 計算ツール で手取り額まで先に確認しておくと、請求書に書く「源泉徴収税額」欄の記入ミスが減ります。

2. 見積書(案件前の見立て、失注時の学びにも)

「見積書は請求書の下書き」と考えると気楽です。金額を口頭で伝えて「思ってたのと違う」になるのが一番の時間ロスなので、少額でも1度紙に落とすクセをつけると良いです。失注した見積を捨てずに残しておくと、価格感の学習データにもなります。

見積書ジェネレーターを使えば同じ雛形で請求書との整合が取れます。

3. 経費管理帳(月1回、締めて保存)

レシートを溜め込むと年末に地獄を見ます。月末に1日だけ「経費入力の日」を決めるのが現実解です。Excelの列は「日付/科目/金額/取引先/摘要/支払方法」の6列で十分。科目は会計ソフトが後で吸収してくれるので、最初は多少ざっくりでかまいません。

大事なのは 「証憑(レシート・請求書PDF)と紐づく行番号を書いておく」こと。電子帳簿保存法で紙レシートをスキャンして保存する場合、ファイル名に「経費_20260715_001.pdf」のように行番号を入れると検索が一発で終わります。

4. 売上台帳(月次で合計・確定申告の根拠)

請求書とセットで持っておきたいのがこの1枚。列は「請求日/取引先/件名/税抜金額/消費税/源泉/入金予定日/入金日」。入金日が空欄のまま2週間以上経ったらリマインド——これだけで請求もれをほぼ防げます。

売上規模の確認には 割合計算ツール消費税計算ツール が使えます。

5. 週次ふりかえりメモ(数字と作業をつなぐ1枚)

数字だけを見ていると、なぜ売上が伸びた/落ちたが分からなくなります。1週間に1度、10分だけ「今週やった作業/今週の入金/来週の請求予定/気になっていること」の4行を書き残すと、確定申告や来期の計画のときに一次資料として効きます。

クラウド会計ソフトに移すのはいつか

取引数が月30件を超えたあたりから、Excel の手入力は逆に時間泥棒になります。目安として 「請求書を月10枚以上/経費入力に月2時間以上」を超えたら、freee や マネーフォワード などの月額ソフトに切り替えるタイミングです。それまでは Excel で自分の商売の輪郭を掴んでおいたほうが、ソフト選びも失敗しません。

まとめ

会計ソフトを契約しても、結局「何を入れるか」を自分で決められないと定着しません。最初の3ヶ月は Excel 5枚で回して、自分の数字の癖を掴んでから乗り替えを検討してみてください。

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